院長ブログ

21.03.12

星野歯科駒沢クリニックの星野です

世界の殆どの先生方は、チタン性のインプラントを使用しています。

これには理由があります。

チタンは金属の中でも、最も腐食の起こりづらい金属で、アレルギーが最も少ない金属だからです。

色々な形状に加工ができて、色々形状のインプラント体を作ることができます。

ジルコニアのインプラントも、今のところアレルギー報告はされていません。

両方、体の組織とも馴染みやすいという利点があります。

しかし、ジルコニアインプラントを、チタン性のインプラントのような形状にすると折れるリスクが出てきます。

またチタン性インプラントより、骨との結合が弱いのと、チタン性のものより治癒機関が長くかかります。

一度、骨と結合してからは予後はいいのですが、インテグレーションに難点があります。

2回法のボーンレベルインプラントも販売されるようになりましたが、日本では認可が下りていません。