星野歯科駒沢クリニック

HOSHINO DENTAL KOMAZAWA CLINIC

院長ブログ

DOCTOR BLOG

マウスピース矯正の欠点

21.03.07

星野歯科駒沢クリニックの星野です

現在マウスピース矯正は 
主にインビザラインやストローマン社のクリアコレクトがあります。
数ヶ月後には他社も参入予定です。

この分野は、今とても伸びています。
インビザライン社は10年ぐらい前から、この分野をリードしてきました。
最初は懐疑的な先生も多かったのですが、現在では矯正医もインビザラインを取り入れるようになりました。

インビザラインのクリンチェックという機能が、ワイヤー矯正並みになってきたこと、口腔内スキャナーiTeroでスキャンできるようになって納期が短くなったこと、スキャナーの値段が下がったことから、導入する先生が増えています。
しかし、難点としては未だコストが高いことです。

そして、子供の矯正では虫歯になるリスクや発育を阻害する可能性があるので使っていません。
生えたての永久歯は溶けやすく、唾液も不安定なので虫歯になりやすいです。
成長期の子供は顎が大きくなります。
発育によって条件が変わっていきます。

また子供は協力性という点で劣ります。
アライナーのつけ忘れや歯磨きをしないで装着したり....

現在自分は、クリニックで設計、3Dプリンターを使ってマウスピースを作成しています。
しかし、後発のメーカーはコストが相当に安くなってきているので、そちらに乗り換えるかもしれません。

ヒントはワイヤー矯正がどうなるかということです。

ワイヤー矯正は無くなりません。
全てをマウスピース矯正でやるのは不可能です。

開口症例、捻転の強いケース、抜歯症例ではマウスピース矯正では、できないことがあります。

全くできないわけではありませんが、時間がかかったり、無理なケースがあります。

今後もさらにこの分野の変化に注視していきたいと思います。

F51968EA-2B54-4504-8006-25FFDEB77FD7.jpg

カテゴリーアーカイブ
月別アーカイブ

クリニックについて

CLINIC OVERVIEW

料金表

PRICE LIST