スタッフブログ

19.12.13

歯科衛生士の髙橋です

近年、健康番組が増え、みなさんご自身の健康について気にされる方が増えたのではないでしょうか？

今日はその全身の健康と歯の関連についてお伝えしたいと思います。

みなさんは、自分は何歳まで生きると考えたことはありますでしょうか？

現在の日本人の寿命は女性が約８７歳、男性が約８１歳です。

まだ、今後も伸びる可能性はあります。

この長い人生を健康に過ごしていくには歯が重要な役割をしていると言われています！

健康に生きるには健康な体があればいいじゃないかと思われがちですが、健康な体を作るにはそれに必要な栄養が重要になります。

栄養の豊富な根菜などを含めた野菜やタンパク質のもととなる肉が歯が悪くて食べれないと栄養が不足し筋肉量が減り、体力や免疫力の低下につながってしまいます。

歯が悪くても食べれる麺類やごはん、お菓子などの摂取が増えてしまうと、糖質が増えやすくなり血糖値のコントロールも難しくなります。

実際に「国民健康・栄養調査」で７０歳以上の高齢者を対象とした調査の結果で、「噛めない物が多い」という方の約３３％に低栄養（健康な生活を維持する為の栄養が足りていない状態）の傾向があり、「噛んで食べることができない」というか方に至っては、約６３%に低栄養の傾向がみられました。

つまり、生涯健康に過ごすには歯が重要となります。

もちろんただ歯があればいいというわけでなくて、虫歯、歯周病ではない噛める状態の健康な歯というのが重要です！

つい歯の健康はあとまわしにしがちですが、是非お口の中の健康に注目してさらに全身の健康につなげてください♪

年末年始はいろいろ忙しいと思いますが、体調をくずさないようにしてください。