星野歯科駒沢クリニック

HOSHINO DENTAL KOMAZAWA CLINIC

スタッフブログ

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インプラント治療の最前線

19.05.14

星野歯科駒沢クリニックの星野です。

B777C5BE-1FCC-43C8-83BC-F0C45B62FCA5.jpeg インプラント治療自体は20年前とあまり変わりがありませんが、今はインプラント治療までの説明用ツールとか、インプラント治療の精度を高める方法とか、痛みの出ない方法、速い治療などが無いか考え出されています。 一昨日行った韓国ではその点が強く改善されています。 インプラント治療までの説明用ツールとしてタッチパネルの大型スクリーン上で手で書いた説明を保存して患者の携帯に転送ができます。手術の同意書も患者の携帯に送って患者がそこに同意のサインをするとクリニックに即座に送られます。 あとは治療の説明用としてVRを応用しています。喉の奥から、右と左の欠損部にガイドを使ったインプラント治療と切開法でやったインプラント治療の差を、VRで立体で動画を表示してみせます。 インプラント治療をする場合は口の中の光学印象とCTのデータを融合して手術用ガイドを作ります。このガイドがあれば正確にインプラントを入れることができます。 インプラントの表面は微細な構造で、速くに骨の細胞がまとわりつくインプラント表面が開発されています。59F012C7-E5A3-48C9-B303-95F23D5D53A1.jpeg インプラント表面に紫外線を当てるとインプラント表面が活性化されて骨と結合しやすくなります。こうした装置は前から提供さていますが、今はわずか20秒で同じ効果が得られるようになりました。インプラントの表面に紫外線を当てると、インプラント表面の活性が上がり、水分がまとわりやすくなります。こうすることで血液成分がまとわりつきやすくなって、結果的には骨の細胞を誘導して、インプラント表面の骨細胞との結合率を100%近くにできます。通常のインプラント表面では50-60%の骨細胞しか結合しないと言われています。 インプラントの結合が終わると型を取って、被せ物を入れる段階となりますが、ここが最近変わってきました。型を取る方法は従来型の口の中で材料を4-5分かけて固める方法と動画でスキャナーで撮影する方法があります。後者は最近行われるようになった方法です。後者のいい点は患者さんが楽なことです。全てのケースがこの方法を取れませんが小さなケースではこれでいいと思います。 A7867F66-4F69-461A-A196-AC477A224769.jpeg インプラント治療の最終補綴物(被せ物)も変わってきました。前は金属とかメタルボンドと呼ばれる被せ物が主流だったのが現在ではジルコニアやe-maxが主流になっています。 このさらに進化したペクトンという素材を中間構造体に使ってインプラントのクッションにするという考えがあります。日本でもこの機械を導入している技工所は10件しかありませんが、近々 導入します。 星野歯科駒沢クリニックでは常に最新の情報を取り入れて、患者様にいいものを提供したいと考えています。

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