星野歯科駒沢クリニック

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人間最高寿命に限界説

16.10.06

人間の平均寿命は伸び続けていても最高寿命はすでに頭打ちという研究記事を載せます。

永遠の命は「かなわぬ夢」か、米研究 AFP=時事 10月6日 10時16分 Twitter Facebook LINE 永遠の命は「かなわぬ夢」か、米研究 世界で最も長く生きた人物として記録されている仏人女性ジャンヌ・カルマンさん(1996年2月12日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】人の寿命の「上限」を発見したとする研究論文が5日、発表された。この研究結果を受け、記録史上最も長生きした人物の122歳という金字塔には、誰も挑戦しようとすらしなくなるかもしれない。  米アルバート・アインシュタイン医科大学(Albert Einstein College of Medicine)の研究チームは、世界40か国以上の人口統計データを詳細に調べ、長年続いた最高寿命の上昇が1990年代に、すでにその終点に「到達」していたことを突き止めた。  最高寿命の上昇は、1997年頃に横ばい状態に達した。1997年は、フランス人女性ジャンヌ・カルマン(Jeanne Calment)さんが前人未到の122歳と164日で亡くなった年だ。  論文の共同執筆者で、アルバート・アインシュタイン医科大のブランドン・ミルホランド(Brandon Milholland)氏は、AFPの取材に「それ以降は、世界最年長者が115歳前後という傾向が続いている」と説明した。  こうした傾向は、医療、栄養、生活などの状態の向上を受け、平均寿命が伸び続けているなかでのものだ。  言い換えれば、最近は老齢期まで生きる人が増えているが、群を抜いて長寿命の人は、以前ほどの高齢には達していなかったということになる。  ミルホランド氏は、「このような(傾向)が当面の間、変わらず続くことが予測される」と指摘する。  そして「もう少し(115歳より)長生きする人がいるかもしれないが、今後どの年においても、世界の誰かが125歳まで生きる確率は、1万分の1に満たないと考えられる」としながら、「過去数十年間における医学の進歩は、平均寿命と生活の質(クオリティ・オブ・ライフ、QOL)を上昇させたかもしれないが、最高寿命を伸ばすことには寄与していない」と続けた。 ■自然の限界 「寿命」は、個体が生存する期間がどのくらいかを表すのに用いられる用語で、「最高寿命」は、ある生物種に属する最も長命の個体が到達する年齢を指す。  他方で、「平均寿命」は、ある年齢層の人々が持つと見込まれる余命の平均値で、社会福祉の尺度となる。研究チームによると、平均寿命は19世紀以降、全世界でほぼ連続的に上昇しているという。  人間の最高寿命もまた、1970年代から上昇を続けていたが、現在は頭打ちの様相を呈している。  これは、「不老の泉」を見つけたいという一部の人々の希望をよそに、人の寿命に生物学的な限界がある可能性を示すものだ。研究チームは「人間の最高寿命は限定されており、自然の制約を受けるものであることを、今回の結果は強く示唆している」と論文に記している。  ミルホランド氏は、「それでもなお、不老長寿を追い求める人々は、今回の研究で明らかになった寿命の上限を超える、何らかの『未発見の技術』の登場への希望にすがりつくだろう」と予想する。そして「今回の研究はそうした人々のために役立つことをした。(われわれは)既存の医学の進歩が、最高寿命に影響を及ぼさないことを明らかにしたのだから」と付け加えた。  その上で、「従来型の医学の進歩に期待を寄せるのであれば、それは激しい失望に変わるであろう」とも指摘している。【翻訳編集】 AFPBB News 関連記事 10人に1人が100歳以上、イタリア「長寿村」の秘密 研究 102歳のスイマー、長岡三重子さん さらなる高み目指す 米の最富裕層、最貧困層より15年近く長生き 大規模調査 【図解】高齢者人口の推移 老後の備え「してない」が4割超=高齢社会白書 最終更新: 10月6日 12時4分 AFP=時事 世界 人口人間 寿命 限界平均寿命 世界 (C) AFPBB News

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