スタッフブログ

16.09.22

今日は私とスタッフ３名（歯科衛生士）でフィリップシンポジウムに参加してきました。予防関連のセミナーで歯周病と他の病気との関連や睡眠時無呼吸症、心停止時の対応ＡＥＤの必要性や扱いについてを習ってきました。

歯周病菌は歯茎の血管から侵入して全身の病気を引き起こす原因菌であることが証明され始めています。我々歯科医師が病にかかる前に発見して未病のうちに適正な医療機関へ紹介することや悪化させないための予防知識を患者さんに教育する環境に置かれています。星野歯科ではほかの歯科医院では難しい歯の予防だけではなく全身の病の予防をすることを目標としています。

睡眠時無呼吸症（OSA)の治療として

睡眠時無呼吸症に悩む患者は１０００万人～１２００万人ぐらいいるそうです。そのうちの３割に糖尿病が発症し糖尿病の７～８割に睡眠時無呼吸症があるそうです。睡眠時無呼吸は睡眠障害をおこして昼間の集中力、車での居眠り、心血管障害、脳血管障害を引き起こし人間の寿命を短くさせます。

医療機関ではＣＰＡＰと呼ばれる睡眠時の鼻からの呼吸補助器具がを勧めたりしますが夜間６時間以上装着しないと効果がないということから歯科でマウスピースを製作して下顎が前方に位置させて気道の閉塞をなくす方法も行われるようになってきました。マウスピースの方が簡単で協力が得られやすいようです。

まだまだこの分野は勉強不足なので勉強していこうと思います。