星野歯科駒沢クリニック

HOSHINO DENTAL KOMAZAWA CLINIC

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デジタルインプラント(DIO IMPLANT)でできること

16.09.09

先日、韓国での最新のデジタルインプラント治療を目にしてとても驚きました。正直いって日本は足元にも及ばないレベルだったからです。国内ではインプラントを入れるときは一般的にはガイドを使わないケースがほとんどでガイドを使ったとしても正しく入れるための目安レベルであることが多いのです。

それに対して韓国のDIO IMPLANTが扱うDIO NAVI システムでは外科用のガイド+カスタムアバットメント+テンポラリークラウンの提供を1回のTRIOS3による口腔内スキャンデータとCTデータの2つだけで一度に納品が可能となっています。これは画期的なことなのですがそれが1本の欠損だけでなくフルマウスの無歯顎ケースやソケットリフトケースまでのをフラップレスでおこなうことができるのです。

患者さんにとっては治療時間の短縮、外科時の恐怖や術後の痛みや腫れがほとんどなくとても快適となります。私が今まで見たどのメーカーよりも相当に技術差があることを確認しました。私も最近はなかなかすぐに新しいものに飛び移るということをしなかったのですがここには飛びついてしまいました。

私の勧めるフラップレス手術とこのメーカーのコンセプトが非常によく似ているからです。優れたデジタル機器がなければこのような夢のようなインプラント手術はできません。

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韓国でオペの見学をしたケースは上顎無歯顎に対して10本のインプラントをいれそのうち4本でサイナスリフトを歯槽頂からフラップレスで行うというものでした。それでも手術がなんと40分ぐらいで終わってしまうのだから驚きでした。

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カスタムアバットメントとテンポラリークラウンも製作されていましたがここは初期固定の問題で残念ながらいれることはできませんでした。40分間で10本というのは大変な早さです。普通に手術すれば15分×10本で2時間半以上かかります。

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このような手術を見せられると今までが馬鹿らしくなります。それでいて正確に安全に手術が完結するところがすごいのです。

私もこのDIO IMPLANTのDDA(DIO DIGITAL ACADEMY)の一員になることができたのでしっかりと勉強していきたいと思います。この会社は教育も重視疎かにしていない点がまたまた驚きです。将来的には最終のセラミック修復物まで一気に作れるようになるようです。

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