スタッフブログ

16.05.11

星野歯科では歯科治療で発見できる可能性のある全身疾患を事前にスクリーニングすることを新たなる目標として掲げています。

過去２０年の臨床から申し上げると歯科分野だけでの治療だけでは本当の健康を取り戻すことはできないということを体験してきました。歯だけ治しても数年後には再発を繰り返し、歯を痛める治療を続けることの繰り返しで歯の欠損を生むことも経験し、歯だけの問題だけでは治らない症例があります。口は体の入り口であり、病原体の侵入経路でもあることからここをまずはきれいにすること、口の中から全身の病気のサインをみつけること、糖尿病など重症化すると取り返しがつかなくなる前に歯科でスクリーニングをして軽度なうちに専門医におくることなど医療分野の専門医とも連携をとっていくことで口から体まで健康にしていくコンセプトを実現するために日々の勉強会を実施しています。

今週も福岡に研修ですが、院内でも昨日はジョンソン＆ジョンソンの方にお越しいただいて衛生士は勉強会を夜の１０時過ぎまでしていました。私はフルデジタル化のためにストローマンの担当とガイドシステムの勉強です。

来月は衛生士と糖尿病についての医科の先生たちと勉強会参加です。このようにやること勉強することは山ほどあって時間が足りないですね。歯科は医療でもあって材料学、デジタル学などいろいろな分野が融合しているので覚えることは多いですね。