星野歯科駒沢クリニック
HOSHINO DENTAL KOMAZAWA CLINIC
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本日、使用したインプラントは壁にねじこむ、木ねじと同じような形状のものです。
このストローマンのBLT(ボーンレベルテーパー)インプラントは国内で販売されているものはすべてSLAタイプですが海外ではSLActiveタイプでTiZr(チタンジルコニア合金)タイプです。普段このタイプは私の場合はほとんど使うことはありません。
特殊な抜歯即時のケースではこのような木ねじのような形状をしたタイプはとても有効ですが、抜歯後に骨の治癒を待ってから確実にいれるとTLタイプで十分間に合います。
こちらがTLタイプ
しかし、今回のケースは抜歯即時埋入でしかも骨の高さが歯軸の中央になかったために、口蓋側にある骨に維持を求める口蓋側傾斜埋入のためにBLTタイプを使用してみました。
さすがに初期固定性は高く上顎の臼歯部にもかかわらず35Nの埋入トルクで植立が完了できました。このようなシビアなケースで使用することが多いのでやはりSLActiveタイプがほしいところです。
今回は前回のケースのストックが余っていたのでSLActiveで植立しています。
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