スタッフブログ

15.08.10

昨日は大阪モリタ本社の研修室で行われたマイクロスコープを使った縫合のトレーニングコースに参加してきました。

講師は横須賀で開業されている千　栄寿先生です。インプラント治療を中心に診療をマイクロスコープを使って診療をされているようで特に外科にマイクロスコープを積極的に応用されています。

インプラント手術において多くの先生方は４－０、５－０といった太さの縫合糸を使用していて私も同じようなものを使っています。脳外科、眼科などの領域で縫合する場合は７－０から１０－０といったさらに細い目に見えないような細さの縫合糸で切断部を縫合していくそうです。このような細い糸で縫合すると傷口の治りは格段によくなります。しかし、裸眼や低倍率の拡大鏡レベルではとても細かな作業を要するためにうまく縫合ができませんでした。

いまは歯科用のマイクロスコープや専用の器具を応用することでこのような脳外科や眼科レベルの仕事が可能となりました。縫合も特殊な縫合法なのでトレーニングか必要なのでこのようなセミナーに参加しました。