当クリニックでのインプラント体の取り扱いについて
当クリニックではインプラント関連、すべての歯科治療におきまして徹底した消毒処置を行った後に患者さまの治療をおこなっています。昨日ニュースに出たある歯科医院で行われたインプラントの使いまわしは一切ありません。
インプラントは骨の中に植立されて数カ月待つことで骨と結合をして歯としてつかうことができる治療法である。きちんと植立をすれば100本入れても1~2本程度しかトラブルをおこすことはない。その抜け落ちたインプラントを再利用するという発想は世界中探しても今回の不祥事を起こした歯科医しかないと思う。そもそもインプラントはそんな簡単に年間何本も抜け落ちるもではないからだ。抜け落ちたインプラントを再滅菌しても完全にきれいにすることはできない。インプラント表面が汚染してインプラントと骨の結合がうまくいかないからだ。また、インプラントのオペをする際にわざわざオペ着に着替えて滅菌グローブをつけて口の中を消毒して手術をおこなうのはインプラントの表面に少しでも汚れが付着しないようにするためである。汚染したインプラント使うということはそのような行為が全く無駄になるということである。
毎回、私のクリニックではオペ前の準備として
すべての手術器具をオートクレーブ滅菌機にいれて感染に滅菌した手術道具を使用している。また、オペの始まる前に診療台やチェアはすべてアルコールできれいにしてから始める。自分たちの手先は滅菌された手術専用のグローブをつかう。インプラントが骨の中に入るまでは指一本ふれないようなアンプルの中に保存している。
オペ後は血液をすべて超音波洗浄機にかけ、器具を分解洗浄したのちにオートクレーブにかける。インプラントの道具だけではなくあらゆる歯科器具はこのような消毒操作がおこなわれていている。
また、いままでに植立されたすべてのインプラント体の製品ロッド番号のラベルは各患者さまのカルテに貼っているので使いまわしはないことはわかる。