サイナスリフトとPRP法
上顎の臼歯部は歯が抜けると大抵の方は骨が非常に少なくなってしまいます。このような状態ではインプラントは骨に刺さりません。例えば、薄いベニアの板に10ミリぐらいの釘を打ち付ける7ミリぐらい貫通して出てきたとします。するとその釘に力をかけると簡単に抜けてしまいますね。これと同じ骨の厚みのない部位にインプラントを入れても持ちは悪くなります。そこでそのベニアを5倍にすれば15ミリの長さの釘がしっかりと固定できます。その要領で骨も増やすことができるのです。この操作はオペから6ヶ月かかりその間に骨が熟成し硬くなります。その上でインプラントの植立をするので約9ヶ月ほどかかります。その際にPRPと呼ばれる血小板の塊を移植骨といれるととてもよい硬さになるのです。PRPはどちらかの腕から10ccほど採血して遠心分離機で血小板だけに分離します。この血小板の中に骨や歯茎の成長因子が含まれているのでそれを傷口に塗ったり骨と混ぜたりするとよりよい骨になったり傷口の治りが良くなります。