インプラント上部の材質の選択について
インプラントの上部の材質には大きく分けて金属とセラミックとレジン樹脂があります。自分の歯の硬さと同じで色調が周りの歯と同じものが理想的といえるのですがこのような材質は現時点ではないのです。そこで大体の患者さんは見た目か歯の持ちを優先するかで材質を選択することになります。色が周りの歯と調和できるのはセラミックとレジン樹脂ですがセラミックは強い衝撃に弱く割れることがあります。レジンはその逆で粘りがあり割れることはまれですが硬さがやわらかく変色する特徴をもっています。金属は色調面で不利であり変わりに一番上部といえるでしょう。金属にもチタン、金合金、パラジューム合金がありますが硬さからいえば歯に近いのは金合金です。金属アレルギーに関してはチタンが有利ですが硬すぎるため加工が難しいのであまり使われません。そこでインプラントの上部の被せ物では見た目を重視しなければ金合金を選択し、見た目重視の患者さんならばセラミックを選択します。その中間のハイブリッドセラミックなるものもあり材質の選択は難しいのです。それと私の考えではセラミックを8割使用していますがある一定の力がかかるとセラミックは勝手に割れてくれるのでインプラント本体には悪影響が出ずらいのではないかという考えで使用しています。インプラント本体が骨から抜けてしまえば完全に最初からのやり直しになりますが被せものは修理が聞くのでその方がいいと考えています。