インプラントを長持ちさせるための清浄用品と薬剤
インプラントの周囲に常に汚れがついた状態ですと、インプラント周囲の組織に炎症が起こり、出血や排膿といった症状のあと、次第に周囲の支えである骨がとけはじめ、抜けることとなります。これを予防するには日頃より、インプラント周囲の汚れを落とす必要があります。
| インプラント植立初期に使用 | |
| インタースペースブラシ | 一番奥の歯の裏を磨くのに適したブラシ |
| うがい薬 | コンクールF、パブロン(クロルヘキシジン配合) |
| ソルコセシル軟膏 | インプラント埋入直後より、約2週間傷にぬり込む |
| プラークアウトジェル | 傷口にシリンジを使用して、歯垢の増殖を抑える |
| インプラントが機能してから | |
| ハブラシ | 毛の列が3列でヘッドが小さくいちばん奥の歯でも小回りのきくものならなんでもよい。毛のかたさはM。 |
| 電動ハブラシ | ブラウン3Dなど(手先が不器用な方やめんどうくさい方向き) |
| 歯間ブラシ | インプラントとインプラントの間を磨くブラシ。隙間の大きさに応じてサイズを選択する。インプラントや歯と歯の間に隙間があるとき使用。 |
■インプラント術前注意事項
- 前日は睡眠を充分にとり、体調を整えておいて下さい。
- 化粧は薄めに、爪は短く、マニキュアは落としておいて下さい。
- 手術前に抗生物質、痛み止めを飲んでいただきます。
- 長髪の方はまとめて下さい、
- 義歯・装飾品は、はずして下さい。
- 手術終了後1〜2週間で抜糸をします。
- 2週間位は、できれば、禁酒・禁煙です。
■インプラント術直後の注意事項
1.止 血
- 手術当日は、うがいをしないで下さい。うがいを頻繁にしますといつまでも血が止まらないばかりか、痛みや治癒を悪くする原因となります。
- 普通1日位は唾液に血が混ざりますが、出血が多いときは清潔なガーゼか脱脂綿をまるめて傷口にあてて、20分くらい噛んで下さい。
もしそれでも流れる程度の出血がある場合には、ご連絡下さい。
2.痛み・薬
手術直後に鎮痛剤を飲んでいただきますが、その後痛みが出るようでしたら鎮痛剤を服用して下さい。(ただし4時間以上後に)
また痛みがなくても鎮痛剤以外の処方された薬は、体に変調(腹痛・下痢・湿疹など)がない限り指示通りご服用下さい。
抗生物質は完全に1週間分飲みきるようにして下さい。
3.食 事
食事は、麻酔がさめてから軟らかいものを反対側で噛むようにしてお取り下さい。手術部位に刺激が加わると感染の原因になったり、インプラント手術の失敗につながりますのでご注意下さい。
熱いもの、刺激物も要注意。
4.腫れ、内出血斑
顔の腫れや内出血斑(青アザ)が、人によっては出ることがあります。
腫れは2〜3日目がピークになりますので、2〜3日間冷水で湿布してください(20分毎)。
しかし氷などの極端に冷たい湿布は、かえって治癒を悪くしますので避けて下さい。内出血は数日で自然に消えていきますので、ご心配いりません。
5.その他の注意事項
- お風呂は軽く流す程度か、シャワーにして下さい。
- 飲酒・喫煙はできることなら2週間は控えて下さい。
- 手術後より2〜3日は過激な運動は避けて下さい。
- 処置した所を指や舌でさわらないで下さい。
- 毎食後及び就寝前には、処方された含嗽剤で消毒して下さい。
- 今まで使用されていた義歯はできれば使用しないで下さい。
- 傷口に1日1回※ぬり薬を指先につけ、軽くぬり込んで下さい。
※3種の薬(ぬり薬、うがい薬、飲み薬)。
傷口に強い力をかけないで下さい。