スタッフブログ

17.09.11

歯科衛生士の根岸です。

みなさんは歯は、どうして無くなると思いますか？
甘い物を食べ過ぎるからですか？
老化のため防ぐことが出来ないからですか？
原因は、お口の中の細菌です。



歯を失う原因の1位は歯周病、2位は虫歯、3位は歯根破折です。
どこにも老化とは書いてません。
そして虫歯になる原因も1つではないんです。



細菌の数がどのくらいいるのか、食生活、唾液の量や質、フッ素を正しく使っているかどうかのこの7項目が虫歯の発生に影響しています。
原因を突き止めることが大切なのです。

そのために唾液検査をさせて頂いて今までどうして虫歯になってしまったのか、どうすれば予防出来るのか、私たちが患者さんを知ることはもちろん、患者さん自身が知ることが何より大切です。
そこではじめて、予防が出来ると思っています。



ちなみに、私はミュータンス菌のリスク2でした。
しかし、現在虫歯は1本も無く全部自分の歯で神経もあり2箇所小さい白い詰め物があるだけです。
細菌がたくさんいるから将来歯を失って入れ歯になるわけではありません。
リスクを知り別の方向からアプローチ(予防方法)をして細菌と向き合っていく必要があります。

『歯は、老化では失いません』
生涯自分の歯で食べていけるように私たちが全力でサポートします。