スタッフブログ

16.05.11

昨日からこのブログで記述しているように歯科業界は大きく変わろうとしています。従来の治療からデジタル治療へと変わろうとしています。

その代表的的なシステムはCerec systemとなり、私自身では臼歯の単独ケースは9割のケースでフルデジタル化が達成されています。 Omnicam オムニカムと呼ばれるスキャナーでの口腔内印象方法では印象材、バイト材、石膏、ワックスなどを一切使わずに補綴物製作が行えます。コスト削減と治療期間の短縮や患者さんの苦痛が無くなります。 但し、大きなケースや前歯のケース、開口障害のあるケース、歯肉縁下深いケースでは通常のラバー印象材を使っています。 3shape社のTRIOS3を使えば大きな症例や矯正治療の患者さんに応用が利きます。 国内市場では海外市場と違いメーカーの利益が優先されているためにうまく活用ができないのが現状です。 例えばCerec とインビザラインは海外市場では接続できるのに国内市場ではできません。 そのメーカーの利益が優先されているためです。そういうことから私は特定のメーカーとは深く付き合わないようにしています。 自分の目で見ていいものは導入して悪いものは切り捨てします。 スタディグループにしても同じで、仲良しクラブでは発展も無く頭のよいメーカーに利用されるだけです。 そういうわけで今回 導入したDio NaviやTRIOS3も誰にも頼まれず自分の判断で入れています。