星野歯科駒沢クリニック
HOSHINO DENTAL KOMAZAWA CLINIC
STAFF BLOG
フルデジタルによる最新のインプラントガイドシステム運用を開始しました。3shape TRIOS3口腔内スキャナーとCTデータの融合で従来のインプラント治療が大きく様変わりします。
Dio implantを使うことで世界中のインプラントシステムの中でもずば抜けた精度でインプラント手術を簡単に行うことができるようになります。 Dio社はデジタル化を強く押し進めているインプラントメーカーであり、数年前まではiTeroデジタル化を押し進めていましたが現在は3shape社と独占販売契約をしているためタイアップ製品としてDio Naviを世に送り出しています。 最大の特徴はどこのガイドシステムよりも精度が高いこととフルデジタルで製作されている点です。 専用にガイドシステム用外科ドリルがあり、これが優れていることと、3shape社と共同開発されているためにDioNaviインプラントスタジオにDioインプラントのフィクスチャーとアバットメント情報が選択できることです。
さらに1回のCTスキャンとTRIOS3のデータだけでインプラント手術用ガイド+カスタムアバットメント+テンポラリークラウンまでの製作が可能なことや3i社のようなヒーリングアバットメントの表面をスキャンすると下部に埋め込まれているフィクスチャー情報さらに連結されるアバットメント情報から一気にカスタムアバットメントと最終補綴物まで製作できることです。
ここまでできるシステムは他社インプラントメーカーには存在しません。ストローマンインプラントでもなんとかガイドがフルデジタルで製作できるレベルで補綴はまだまだ先の話なのです。
昨日は患者さんにご協力いだだいて第1号症例としてデジタルスキャンをさせて頂きました。患者さんのメリットとしては治療回数の大幅な減少、苦痛のない印象、精度の高い手術、理想的な形態の補綴物を得られるなど患者さんに対してもとても魅力のあるシステムです。
以下は口腔内写真とスキャンデータですがスキャンは初めてでもスムーズに上下印象、咬み合わせで5分程度口をただ開けて頂いて歯の表面をなぞるだけです。誰でもできる作業です。取得データはすぐにメールで直接DIO本社に送信するので即日にガイド設計を始めることができます。
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