星野歯科駒沢クリニック

HOSHINO DENTAL KOMAZAWA CLINIC

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歯科のデジタル化 もの作り補助金制度

16.04.09

国の政策で中小企業を支援する「もの作り補助金制度」があります。歯科においてもこの制度を利用することができることを知り、今年度の応募に募集することになりました。

タイトルは「歯科のフルデジタル化による治療の大幅な効率向上」という題目で応募しました。 私の頭の中で描く歯科の理想とデジタルの融合で患者、スタッフ、歯科医院にメリットがあり、地方創生、待機児童問題、小スペースの有効活用など全てを解決させる方法を提起させてもらいました。 歯科での問題点はアナログによる古い材料を何工程もかけながら歯の修復物を製作することで材料のコスト増大、精度の低下、患者の苦痛、治療期間が長い、それに伴う人件費、輸送費、スペースのロス、書類、カルテの増大、が挙げられます。 仮に全ての工程がデジタル化できればこれらに問題は一気に解決していきます。材料を介さないデジタル口腔内スキャナーでの印象を行えば患者さんはわずか30秒ほど口を開けているだけで歯の立体情報を読み取ることができ印象の苦痛から解放されます。そのデータをPCで技工所に転送してソフトウエア上で設計加工をすれば即時に歯を製作でき納品期間や輸送費を削減することが可能となります。書類 技工指示書、口腔内写真、カルテも全てデジタルでPC入力すれば紙媒体は一切なくせます。その結果カルテ置き場で6畳ほどのスペースが空きスペースに変わり保育スペースにすることができます。 保育スペースにスタッフや患者さんのお子さんを保育預かりすることができれば患者さんも気軽に来院することができます。さらに歯科衛生士不足を解消することも可能となるのではと考えています。多くの歯科衛生士は結婚後離職しほぼ復帰しないために歯科衛生士不足が蔓延しています。子育てしながら働ける環境を提供すれば戻ってくる可能性は高くなると考えています。また歯科技工もわざわざ都内に開業して営業も兼ねながら技工をす必要性が減るので田舎暮らしをしながら遠隔地でデジタル技工をすれば歯科技工の作業時間が増えて高いテナント費用も入らずクオリティの高い技工ができるようになります。 こんな内容を記述して提出してみました。ここまで考えている先生はなかなかいないと思いますが、治療の技術とかお金とかも大事ですが歯科を大きく変えるにはどうすればいいかということも考えてくれる先生たちがもっと増えるといい思います。

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